薗部のこだわり

3つのこだわり

アート性

染色する水槽は2槽あります。着物と広幅の生地が染色可能です。
染色可能な広幅生地は約160㎝×400㎝。大きな生地を墨流しで染める事ができる唯一の染工場です。
歴史ある墨流し技法ですが、お着物だけでなく、カーテンや寝具、家具やクッション、アパレルにも取り入れられるアート性の高い模様です。
人々の暮らしを豊かにするライフスタイルをご提案します。

一枚一枚丁寧な仕事

女性職人たちが繊細な模様を水面に創っていきます。
広い水槽に均一に模様を創るのは職人の経験と勘がポイントです。
多品種少量生産の丁寧なモノづくりをしています。

歴史

「薗部染工」は現代の名工、黄綬褒章を叙勲した墨流しの第一人者「薗部正典」が伝承する墨流しの世界を継承しています。
京都で生まれた墨流しの歴史を受け継ぎ、未来へと繋げていきます。

こだわりの技法紹介

水流し

日本従来の墨流し方法。
水の上に染料を浮かべ、風を吹きかるなどして模様を創ります。
水の自然な流れ模様と淡い色合いが特徴です。

糊流し

糊を溶かした水の上に染料を浮かべ、櫛などの道具を用いて職人の手で一つ一つ模様を創ります。マーブリングの技法に似ています。
繊細で細かい模様とややしっかりとした色合いを表現できるのが特徴です。

初代 薗部正典

1970年に株式会社薗部染工を設立し、現代の墨流し染を確立した初代 薗部正典。
修行をしていた工房で身に付けたマドレー染の技法をベースに、独自に技術革新を行い墨流しの技術を確立。
研究を重ねて、10年。 水に溶けにくい染料の開発によって、美しく染めることのできる墨流しの技法を確立し、
着物分野にて京友禅「墨流し染」を広げました。
薗部染工場と薗部正典の詳細はコチラ

二代目 薗部正典 継承者 匠の職人たち

藤本武史

ー墨流し作家、薗部染工総監督者ー
1968年に京都の老舗の悉皆業の家に生まれ、悉皆業に携わりながら薗部染工の元で、墨流しを研究。墨流し技法を元に悉皆業で学んだ多くの染色を取り入れ、独創的な世界を作り出してきた。2016年には、SKIIのクリスマス限定コフレの CM で墨流しを実演、2017年には、株式会社京朋の代表取締役社長の柳修司と共に新ブランド「こいこまち」を立ち上げるなど活躍を広げる。そして2020年に二代目薗部染工を引継ぎ、現代に至る。
消費者の声を聞き、反映したものづくりに取り組んでいる「成せばなる」を
モットーに墨流しを研究し続けている。

岡村真美

現場指揮者

京都府亀岡市生まれ
高校卒業後、2005年株式会社薗部染工に入社
墨流し染め、マドレー技法、ぼかしの技術を得る
2016年 京もの認定工芸士 認定
薗部正典氏から学んだ伝統技術を守りながら、女性ならではの目線で新しいものづくりに挑戦している。

河村夏姫

全染色の調色担当

京都府京都市生まれ
京都芸術高等学校卒業後、株式会社薗部染工に入社
様々な色を自在に創り出せるよう、日頃研究を行なっている

渡會瞳

東京都生まれ
下町の日本蕎麦屋に生まれ、幼いころから職人仕事を間近にみて育つ
墨流しを映像で見た際に強く感動を覚え、京都移住を決意
その後薗部正典氏の門戸を叩く
栄養士、飲食店、食品メーカーでの経験を生かし、職人兼営業、広報を担当
自身の技術向上と、墨流しを広めることに日々奮闘している

後藤 秀平

1961年京都府京都市生まれ
京都の着物メーカーに勤務
数多くのブランド着物の立ち上げや、染色作家とのモノづくりを行う
現在、墨流しを中心に、京友禅の魅力をフランス・香港・中国・シンガポールなど海外に伝える
また、国内ではイベント等でのデモンストレーションやワークショップを行い、ストーリーテラーとして消費者に魅力を丁寧に伝えている